【キャッシュレス】PayPayをひと月利用して実感、納得!スマホ決済は便利だもしかしたら現金支払いにはもう戻れない『PayPay使えます。』
2019年10月 消費税が8%から10%へ引き上がり、新しく軽減税率制度が実施され
事業者、消費者は一時混乱*1した。
消費の落ち込みとキャッシュレス化を促進するため経済産業省はキャッシュレス・ポイント還元事業を9か月間に限り*2実施し、本格的なキャッシュレス化を加速させる。
目次
- もっとも優れた道具の発見
- トランスフォーマー
- キャッシュレス後進国
- 都会で知的なカードの発行
- 便利なものが覇権を握るのではなく、覇権を握るのは便利なもの
- 携帯電話からスマホへ
- QRコード決済サービスPayPayの登場!
- 全国どこでも入金可能入金手数料は“無料”
- まとめ
- 2020年4月7日全国緊急事態宣言が発令
もっとも優れた道具の発見
人類が誕生して約200万年今まで数多くの道具を発明してきた。
石を割り鋭利なものを選びナイフとして、どう猛な動物を仕留め地上を支配。
- 農耕時代
より多くの畑を耕すために牛を飼いならし農耕器具発明し人口を増加。
- 産業時代
水が沸騰する力を利用して蒸気の力によって今までにない運動エネルギーを発見 蒸気機関を利用し、人類史上初の豊かな生活を手に入れた。
時代を駆け巡り、時には『石』、『貝殻』、『金・銀』と形を変えて物々交換という面倒な交渉*3を解決してくれるとても優れた道具つまり『お金』が誕生し世界中で使われている。
トランスフォーマー
『お金』の登場により、リンゴを“モノで交換するのものではなく”『お金』と交換することが可能となり人はお金を信じた。
言葉が違う遠く離れた国からもモノを輸入し、よりいっそう豊かになった*4。
人類の進歩に伴いお金もより使いやすく形を変えて進化する
お金の歴史
- 貝殻
内陸部に住む者にとって光を浴びると様々な色に変わるうつくしい貝殻は魅力的だった
- 黄金
金色をした鉱物を探し未知なる大陸を開拓、19世紀“ゴールドラッシュ”という言葉が現れた
- 刻印入り銀貨
黄金の代りとして国王が認めた刻印の銀貨は同じ黄金と交換できることを約束された
- 紙幣
より安価にそして、持ち運びに便利な軽く丈夫な素材によってつくられた
硬貨、紙幣を使用せずにデータのみで決済できるすぐれもの
- 仮想通貨
ビットコインなど種類は千種類以上、ブロックチェーン技術を活用している2018年一時的にブームになる
キャッシュレス後進国
先進国ではキャッシュレス支払いが全体の40-60%に対し日本では20%程度とキャッシュレス化は浸透していない。*5
日本のキャッシュレス化が進んでいない理由はおそらく個人商店での決済の選択として現金一択のためだ*6
都会で知的なカードの発行
2001年Suicaが発行され切符から電子ICカードへ変わり“タッチ&ゴー”で改札を通る時間が大幅に短縮された。約20年の間Suicaは8000万枚を突破し一番身近*7な電子マネーとなり、定期券の領域を大きく飛躍させ電子マネーの覇権を握るはずだった。
便利なものが覇権を握るのではなく、覇権を握るのは便利なもの
なんでもそうだが使えなければ意味がない現金はどこでも使える。
Suica、クレジットカードはICカード読取り機又はカードリーダーがなければ使えない。
消費者にとって使いやすいものでも個人商店が商品を売るのに『めんどくさい』、『損をする』と思えば導入はしない
自身が個人商店を経営したとしようSuica、現金どちらで支払ってもらいたいか
支払いされるのに毎回3%の手数料が取られる
10,000円の商品が売れたら300円が手数料として徴収される
現金ならば手数料無くそのままレジの中へ
Suica、現金どっちが儲かるか!
携帯電話からスマホへ
日本の携帯電話はガラケー*9と呼ばれ島国ならでは独自の進化をしていった。
2009年iPhone3GS発売スマホの普及に大きなきっかけとなり、スマホのスタンダードとなる。アンテナ、折りたたみ、物理キーなど一切ない画面しかないシンプルな造り
2020年携帯電話は姿を消しスマホがない生活は考えられないくらい身近なものとなる。
電話、メール、インターネット
そして『お財布』と便利なものは全てスマホの中に入っていった
QRコード決済サービスPayPayの登場!
消費税10%増税の約1年前2018年10月『PayPay』サービス開始
PayPayはスマホでの決済サービス当時PayPayアプリをダウンロードすると1,000円がスマホに入金され話題となりユーザー数を増やし最大20%還元、100億円キャンペーンなど消費者にとって大盤振舞となった
PayPayユーザー数は2800万人とNO.1となり*10
PayPayが使える個人商店は220万ヶ所とこちらもNO.1*11となった
- 初期導入費
- 決済システム利用料*12
- 入金手数料 ※入金サイクル最短翌日‼
が“ゼロ”で気がつけば街中の個人商店の入り口には『PayPay使えます。』の“のぼり”がたった
QRコードという簡単な決済方法
QRコードをスマホで読み取り支払い金額を入力して決済というシンプルかつ、簡単な仕組みが個人商店にうける今までクレジットカード支払いできないスーパーでも『PayPay』は使えるようになった。
実際に決済してみてQRコードを読み取るスキャンがこんな角度から読み込めちゃうの?と思ぐらいの精度が高く驚いた。是非体験してほしい
全国どこでも入金可能入金手数料は“無料”
セブンイレブン約2万店舗にてPayPayへ1,000円からチャージができる手数料はもちろん“無料”
コンビニ 食品販売からはじまり、公共料金、チケット予約、そして銀行業務と便利だ
近くにコンビニがなくても大丈夫60以上の金融機関と対応している。
使い方は簡単
- PayPayアプリをダウンロード
- コンビニで入金
- 商品を PayPayで支払う
使い方が解からなければ店員さんに聞いてみよう現金、電子マネー、クレジットカード、金券、QRコードとどんな決済でも対応できる百戦錬磨のつわもの
まとめ
QRコードで決済できる個人店舗での紙幣、硬貨は使わなくなった。現金の使用頻度は少なくなり、財布の数少ないお金の使い道はコンビニで『PayPay』入金する程度、近い将来銀行口座に紐づけしスマホで入金、QRコード決済で完結する日がやってくるのだろう。いかにして小銭を少なく受け取るか考えながらお金を支払っていたが*13スマホがちょうどお金を支払ってくれる。
とても便利だ
2020年4月7日全国緊急事態宣言が発令
2019年11月一つの病原菌が全世界の経済活動を縮小させた。
国によっては特定の地域の出入りを禁止し、必要最低限の外出しか認められない非常につらい日々を過ごしている。
日本では一晩でマスクが町中からなくなり、人との接触を最小限に留める“ソーシャルディスタンス”が叫ばれ2020年2月まで何不自由なく生活できていたのに不要不急の外出を自粛するよう政府は呼びかけそれに従うこととなった。
しかし、日常必要である食品の買い出しをしなければならない。
2020年4月以前ならば現金で支払っていたがレジには飛沫感染防止に透明なビニールが張られ、現金支払いは手で直接渡さずトレーに置く、店員も今まで丁寧に両手でお釣りを渡してくれたが極力接触を少なくするためトレーにお釣りを置くといった変化が起こったのがきっかけで今まで躊躇*14していたキャッシュレスに踏み込んだ。
キャッシュレス化の加速
1.未知の病原菌の発生による
2.国の政策
- キャッシュレス・ポイント還元事業
- 緊急事態宣言
3.企業活動
上記の3つがそろい、キャッシュレス化に踏み込むこととなった。
使い勝手はとても良くお金の受け渡しせずに物が購入でき、これは消費者、販売者ともに精神的不安をぬぐい取ってくれる。現金でしか払えられないところを除き今後支払いは“キャッシュレス”
参考文献
*1:お店で購入したものを店内のテーブル等で飲食するのは消費税10%、持ち帰えりの場合は8%と2種類の消費税率が存在することとなった
*2:2020年6月
*3:リンゴ何個で服を交換してくれるのかなど
*4:今こうしてコーヒーを読みながらブログを書いている
*6:クレジットカード決済できたとしてもカード会社によって使えないなど選択肢が狭まってしまう
*7:定期券なので学生から社会人まで幅広い層が利用
*8:クレジットカード
*10:2020年4月現在
*11:2020年4月現在
*12:2021年9月まで
*13:例:8,025円の商品を購入する際にお財布に10,000円札と10円が3枚あれば10,030円支払いお釣りを2,005円もらう10,000円札だけだと1,975円と小銭がふえてしまう
*14:ちゅうちょ
*15:社会的距離を置く