【感想】新版 お金持ちになれる黄金の羽の拾い方 知的財産設計のすすめ 橘玲(たちばな あきら) P418 幻冬舎
遠い昔し日本は“黄金の島 ジパング”と呼ばれていた時代があった
時は過ぎ現代日本はどうなっているのだろと興味本位で調べてみるとなんと今では“黄金の島 ジパング”と呼ばれていた日本には『黄金の羽』が落ちている驚きの情報をつかんだ!
黄金の羽
情報源は『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』著者 橘玲*1なんと2002年に出版されていた…気が付かなかった
2014年改定版となり3年の月日が流れ【新版】として2017年再構成され時代に合わなくなったものは文章を削り、新たな重要な出来事については追記しバージョンアップされた
【新版】をまだ読んでない方もあらためて楽しめる作品となっている
『黄金の羽』とはいったいなんなのか?
知っている人、もしくは気がついた人にしか見えない“羽”
気がつかない人に対して読者だけにこんなところに落ちてるよとタチバナさんが読者にそっと教えてくれる
ではいったい実際にどんな事を教えてくれるのか!
題名がすべて物語っている…
『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』…誰もが一番興味がある『お金』についての話し
突然お金持ちになりたくはないか?
との質問に
「なりたくない」と答える人は少ないだろう
なぜならわたしたちはこの世で一番大切な“時間”を使い仕事をしてお金を稼いでいるつまり、この世で一番大切なものは“時間”だ
ということはこの本ではないがタチバナさんから学んだ、いや教えていただいた
話しを戻す
たった一行で『お金持ち』になれる
どうすれば『お金持ち』になれるのかを小学生にでもわかるくらいに簡単に一行で説明している
そう「たった一行で」もったいぶらずにさらっと…面を食らうが一瞬で納得し理解できる!
これでもかというくらい【お金にまつわる裏話】を418ページにわたり
- 今までなんで?
- どうして?
- よくわからない?
と疑問に思っていた世の中の仕組みをストレートに教えてくれる
具体的にどんな事を教えてくれるのか?
- 家は賃貸かローンを組んで買うかどっちがお得か
経験としてマンション内覧会に行って営業マンから『賃貸はドブに金を捨てていると一緒ですよ!』といわれ相当ショックを受けた覚えがある
- 生命保険入るか入らないか
- 投資、株を始めようかと思っているけど何がよいのかわからない
- サラリーマンだけど給料は多少上がったが手取りがあんま変わらないのはなぜ
- 税金、年金、社会保険よくわからない そもそもいくら引き落とされているの?
特にこの章は熟読を薦めます『あっれこんなに●●●を払っていたんだ どおりで手取りが少ない』と理解した時の衝撃は計り知れない 給与明細、源泉徴収書、あらためて見直して一番時間をかけて読み返し、ノートに書いてにらめっこしてショックを隠しきれなかったが何か難しい問題を解いた達成感はあった。
『ザッお金入門書』といってもいいぐらいとても勉強*2なる一冊!
間違いなく『黄金の羽』は落ちている
法人という謎
また、まだ読んでない方にとっては“法人格”についても驚くべき衝撃を受け、今すぐに法人化したいと思うだろう
とても魅力的な人格がマイクロ法人でマイクロ法人化して人生を変えると、とてもハッピーになれるという
マイクロ法人化することにより個人と法人の二つの人格を持ち人生というゲームを有利に進めてくれる一つのアイテ
まだ読んでいない人は何を言っているのかわからないでしょうがわたしも読む前は意味がさっぱり分からなかったから大丈夫
サラリーマンでは考えられない信じられないことその理由もしかりと書いてある
資金調達がカギ
商売をする人にはとても重要でもっとも難しい資金調達についても書かれている『資金調達はこういう融資を受けることによって後々に響く』 知らないと知っているのでは大きな違いを生む 金利が…
こちらの店ではコーラが100円しかしあっちのお店はコーラが50円で売っているのを知っていたら どっちでコーラを買うだろうか?知っているのと知らないとでは大違い
タチバナさんはエビデンス*3に基づいて本を書いている
『1+1=2』だよねという根拠があり、
あいまいな表現
- 『気合』
- 『ガッツ』
- 『根性』
では本を書かれていない。もうすでに『黄金の羽』が取られて無くなっているしまったところもある『善は急げ』最初から読み進めてもよし、目次をめくり興味のあるとろから読んでみるもよし、 面白いというか驚きの連続
そんなところに『黄金の羽』があったのかと夢中になってしまうそんな一冊
本を出版するということ
作家*4が様々な体験をして考え、有益な情報を読者に惹きつける言葉で書き、出版社が販売部数、売り上げが十分にとれるという判断をしてはじめて書店に並ぶ、当然作家の書いた本が売れなければ作家、出版社、書店は利益がでない
売れる本を世に出すには読者にとって魅力的でなければならない、なぜならこの世で一番大切な“時間”をさいて本を読むからだ 作家も出版社も書店も必死だ、だからこそ“本”の中には重要*5なことが書かれて選ばれた者にしか出版すことができない作品
それが『本』なのです
そしてベストセラーになれる作家はほんの一握り、そんなベストセラー作家の一人が橘玲さん。
あとがき
2002年版を古本屋で見つけて読んでみて衝撃を受けて2015年版を改めて読み新版が出たことをTwitterで知り読んだ感想です
知っているか知らないか実際に行動できるかできないかは自分次第しかし読めば読むほど身近に『黄金の羽』は落ちていてる。誰かに拾われる前にさっさと拾ってしまいましょう
- 下 2015年版
- 上【新版】 文庫本
余談ですが本の余白はなぜあるのかもわかった
メモだわからないことや重要なこと 気になったこと 日付 なんでも自由*6に書くスペースが必要だからではないかと気が付いた